Workout Diary

自分の読んだ本の感想や日々のワークアウト主にトレーニング、食事について書いていこうと思ってます♪ このブログの記事読んだ読書家さんたちをフィットネス業界に引き摺り込めるよう日々更新頑張ります!

筋トレだけで痩せられる?実はそれよりも有効なもの

筋トレするだけで痩せられるとか思っている人もいるかと思いますが、実は筋トレよりも痩せるだけなら食事制限の方が有効なんです。

 

なんで今日は以下の2点について書いてきます。

  • なぜ食事制限が有効なのか?
  • 多くが筋トレを勧める理由

 

〜なぜ食事制限が有効なのか?〜

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まず結論から話しますが、これはエネルギー保存の法則のように1日に摂取したカロリーが1日に消費したカロリーを下回れば身体は内部から足りないエネルギーを使わなければならないため、痩せます。逆で言えば1日に摂取したカロリーが1日に消費したカロリーを上回れば身体は栄養を蓄えることができる。すなわち太る訳です。

 

なら、筋トレや有酸素運動のように消費カロリーを増やせば痩せると思いますよね!もちろんその通りなんですが、1時間の筋力トレーニングで消費できるカロリーって500〜600kcalなわけなんですが、これを体脂肪(脂質)で計算した時どのくらいが消費されたかというと約67gです。

私の体重が今76kgで体脂肪が20%だとする時、体脂肪は15200gあります。これを先程示した筋トレで消費しようとすると227時間の筋トレをしなければならないのです。

 

まあ要は何を言いたいのかというと摂取して身体に体脂肪つけるのは簡単だけど、つけた体脂肪を消費するってことはすごい大変なことなんです。

 

だから普段と同じ量(皆さんが太る量)の食事を摂りながら、それを運動で消費していくのってとてつもなく大変なことなんです。

 

〜多くが筋トレを勧める理由〜

じゃあなぜダイエットってなると皆さん有酸素運動ではなく、筋トレを勧めてくるのでしょうか?

 

その理由としては大きく2点あります。

  • 一日の消費カロリーの上昇
  • 基礎代謝の上昇

 

1日の消費カロリーの上昇

先程も例にも取り上げましたが、筋トレすることで運動します。その分消費カロリーは増えるのでやはり運動しないより運動した方がいいってことですねでもこれだと有酸素運動と同じじゃないと思いますよね?それについては次の項目で話します。

 

基礎代謝の上昇

筋肉がつくとそれによって基礎代謝が上がります。基礎代謝は運動の有無に関わらず、消費されるカロリーなので短期的にみると大したカロリーではないですが、それを長期的にみた時ものすごい効果を発揮します。

有酸素運動を勧めない理由は、有酸素運動することで体脂肪も消費されますが、実は筋肉も分解されてます。そのため、基礎代謝の上昇が有酸素運動では逆に下がることになるので長期的にみた時、リバウンドをしやすい状態になりやすいです。

 

皆さんもしも細マッチョのような身体ではなく、体重を落としただけだという方は是非食生活を改善してみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は筋トレしてるので、私としては筋トレも取り入れることを推奨します。

 

皆さんもこの記事読んで是非生活改善を試みてください。

 

和泉。

涙なしでは読めない泣ける小説6選

こんばんは

 

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今回は私が読んだ200冊以上の本の中からただただ泣けた小説を6冊選んで紹介していこうと思います。

以下にタイトルを紹介します!

 

  • 余命10年 著者:小坂流加
  • 生きてさえいれば 著者:小坂流加
  • 桜のような僕の恋人 著者:宇山圭佑
  • 秘密 著者:東野圭吾
  • ツナグ 著者:辻村深月
  • 君の膵臓をたべたい 著者:住野よる

 

映画化した作品もちらほらありますね。映画見たものについて映画と違う点や小説の良かった点なども含めて紹介していきます。

 

〜余命10年 著者:小坂流加〜

この作品は映画化しました。この作品は映画と小説どちらが良かったと言いますとどちらも最高でした。

自分は小説から映画化した作品を見るとどちらかというと小説の方が良かったと思うことが多いのですがこの作品については本当に両方良かったと思っています。

まあそれはこの作品の作家さんである小坂流加さんが本編で登場する茉莉と同じく余命宣告されていたという背景を知っているからというのが大きいです。

もちろん作品自体も素晴らしいのですが、小説版の余命10年は小坂流加さんの覚悟みたいなものが描かれていて、映画化では少しここが弱かったと感じているのですが、和人が茉莉の余命宣告された事実を知ってもなお、もう一度結婚してほしいと茉莉のもとを訪れるのですが。

ここで茉莉は首を縦に振らず、拒否しました。しかし、それは和人が茉莉なしで生きていくために必要なことであると茉莉自身が考え、出した覚悟ある答えでした。

ここら辺からもう涙なしでは読めないです。

 

話が変わりますが、小説では章ごとに茉莉がその場にいて本当はどんなこと感じていたかなども描かれていて余命宣告されたことを周りに言えないから出てくる本音や余命宣告されたことを知らない人たちと一緒にいることではたかも自分が余命宣告されていないのではないか思える平穏感というのも描かれていまして、本人が実際同じ立場であったからこそ理解できる気持ちなのではないかと思える、作家さんの背景を知っていることでとても重厚感ある小説です。

気になる方は是非読んでみてください。

 

〜生きてさえいれば 著者:小坂流加〜

この作品は先ほど紹介した小坂流加さんの遺作です。

この小説は正直内容としてはイマイチというか、少しどろっとした人間関係みたい描写もありますが、自分がこの小説で感じたことは作家の小坂流加さん自身もどんな状態であっても生きていたかったのだということです。

この作品のヒロインである春桜は心臓の病を患っていて入院生活を送っています。

春桜を慕っている甥の千景が春桜がずっと送れないでいる手紙を持って、春桜の元恋人の秋葉に手紙を届けることから回想が描かれ、最後日々苦しい生活を余儀なくされていた春桜は今でも想い続けていた秋葉と再会が叶うという話です。

だいぶすっ飛ばしましたが、小坂さんはきっとこの物語の主人公である春桜の境遇であったとしても生きていたかったのだなとただただ感じました。

気になる方は是非読んでみてください。

 

〜桜のような僕の恋人 著者:宇山圭佑〜

タイトルで桜のようなと表現されているヒロインの美咲。桜は散り際が潔いといいと言われるほど早く散り、武士の潔い様によく例えられます。

この作品のヒロインも同様に散ってしまいます。美咲はファストフォード症候群という遺伝子疾患に侵されていることに物語冒頭で診断されます。

ファストフォード症候群とは、早老病と表現されていて老いが早まる病とこの物語では表現されており、1年で老いが進み、老婆のような外見になって亡くなってしまうというなんとも酷い不治の病です。

この作品は「春」「夏」「秋」「冬」「新しい季節」というような5章で構成されています。

美咲は自分が病に侵されていることを「夏」に知り、「春」から付き合っていたカメラマンを志す恋人の晴人に別れを告げます。

これは老いていく自分の姿を晴人に見せないためで、晴人のことを嫌いになった訳ではありませんでした。もちろん病気のことは晴人は知りません。

「秋」になると白髪が目立ち、顔も皺だらけ、美咲の世話を焼いてくれている兄の嫁の綾乃や看護士たちの若々しく美しい姿に嫉妬し、少しでも自分を誤魔化すために髪を染めたり、少しでも若々しくあろうとしますが、当然のように思ったようには行きません。

体調が少し回復したことから車の中から晴人の職場に行き、彼の横顔を覗き見ることしかできない。このシーンは本当に胸が締め付けられます。

「冬」になるともはや美咲は自分で自分の身体が限界なことを悟り、部屋で大人しく療養していますが、そんな痛々しい姿を見た兄の貴司が、晴人を呼んでしまいます。美咲は晴人に自分の姿は見せず、ドア越しで会話します。その中で晴人がカメラマンとして、展示会をやるから見に来て欲しいと美咲に伝えます。

 

その展示会のタイトルが「変わらないもの」でそこには美咲と晴人が共に過ごした風景が写真に収まっており、展示会最終日に決死の想いで展示会に来た美咲は涙し、見た目のことなど考えず、晴人に会いたいと走り出します。。。と長くなってしまったのでここまでとします。

だいぶネタバレの内容を書いてしまったのですが、ここでは「新しい季節」での内容は書きません。

 

本編の内容を最後まで知りたい方は是非小説で読んでみてください。

 

〜秘密 著者:東野圭吾

この作品は現実ではあり得ない話ですが、あるバスの事故をきっかけに妻は亡くなり、娘は意識不明となってしまいます。

そして、娘が目を覚ますと人格が妻のものになっていたというものです。

日々過ごしていく中である日娘の人格も復活し、家族3人和気藹々と過ごす日常を送りますが、タイトルにもある通り「秘密」これが本当に肝なんですけど、自分の解釈では夫を想う妻が長い何月をかけて刷り込み、そして、どんな状態であろうと心の中での想いは変わらないということ。

 

今回紹介する作品の中では最も非現実的ではあるものの、妻が自分を思って墓まで持っていくと決めた「秘密」に気づく時、きっと涙すると思います。

 

けっこう前の作品なので読まれた方も多いと思いますが、是非読んで欲しい作品なので手に取ってみてください!

 

〜ツナグ 著者:辻村深月

この作品は、短編調の一冊で完結する小説になっています。

この作品では都市伝説として語られるツナグという使者に頼むことで、死者と一晩だけ再会することができるというものです。

コンセプトがもう泣けますが、中には後悔に苛まれてしまうような再会もありいろいろな人というものが描かれている気がしました。

 

私がこの章の中で一番泣けたのは、失踪した婚約者と再会する「待ち人の心得」です。

まだ死んでいるかもわからないのに、ツナグで死後再開を果たすこの感じ、そして、二人の間にあった嘘を超越した絆みたいなものにすごい胸を打たれました。

消える直前に彼女が伝える「嘘だらけの私を愛してくれて、ありがとう」でもう涙腺がやられます。

 

他に泣ける短編が複数あるので、是非手に取って欲しい一冊です!

 

〜君の膵臓をたべたい 著者:住野よる

この作品は映画化もされましたね!(自分が映画化して見たもののみ、こんな書き方してるだけで上の作品でも映画化してる作品は複数あります。)

これは自分も映画と小説両方観さしていただきまして、小説の方がおすすめできると思い、ここに書きます。

 

映画化したものは、自分的に終わり方が少し違っていたのと大人になった僕が少しイメージと違っていたからかもしれません。ちなみに小説には大人になった僕は描かれていません。

 

この作品でとびっきりの愛嬌を振り撒くヒロインの桜良。彼女は底抜けに明るく魅了的で、そんな彼女にペースを乱されながらも少しずつ心を開いていく僕。

彼女は自分が余命宣告をされて長く生きられないのに精一杯楽しみながら生きようとしています。

そんな彼女と仲を深め、退院後に旅行に行く約束をしますが、彼女は待ち合わせ場所に来ませんでした。

答えすぐ目の前のテレビで映された、通り魔事件の被害者の画像。

 

彼女の死後に、彼女と約束した日記を見せてもらうため、彼女の自宅に向かい、「共病文庫」と名付けられた彼女の日記を読んだ時の彼女の本音や隠された想いなどいろいろな想いが巡りこの先は涙なしでは読めません。

是非本書を読んでみてください!

 

 

今回紹介した作品で正直ハズレはありません。

是非手に取って読んでみてください。

 

和泉。

 

 

 

ケトジェニックダイエットを行う上で気をつけること3選

こんにちは

 

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今日は効果が絶大で有名なケトジェニックダイエットを行う時に気をつけるべきことを3つ紹介していきます。

正直、ケトジェニックダイエットって実は失敗していても体重減ってたりするんでそれについても書いていきたいと思います。

 

ケトジェニックダイエットしてから頭重くなったりとかもする人いませんか?

もしそれが一過性のものでなく、長い期間継続するのであれば、それはケトジェニックダイエットがはまっていないと思われる状況なのでそれについても解説していきます。

 

〜ケトジェニックダイエットとは〜

そもそもケトジェニックダイエットって糖質抜けばいいだけでしょ?とか思っている方いると思いますがそれだけでは足りません。

ケトジェニックダイエットは糖質というエネルギーの代わりに脂質というエネルギーを使うように身体を変えることです。

なので、糖質の代わりとなる脂質を多く摂る必要があります

また、糖質を主なエネルギー源としている状態から脂質(ケトン体)を主なエネルギーに源に切り替える際、脳が一時的に栄養不足となります。

それの状態が頭が重くなったり、ぼーっとしてしまう状態のことなのでそれが長期間続いている人はエネルギーの切り替えがうまく行えていない状態です。

その際、体重が減少していたとしてもそれは“糖新生“という状態になっており、筋肉を糖質に変換することでエネルギーを得ている状態です。

その場合は、一度食事の見直しなどをする必要性があります。

上記のような状態にならないためやケトジェニックダイエット中によく起こるであろう不調を改善するためにどんなものを摂取すればいいか以下に紹介していきます。

 

〜ケトジェニックダイエットを成功するために気をつけるべきこと3選〜

1つ目、MCTオイルの摂取

 まず、MCTオイルとはなんだと思う方も思われると思いますが、MCTオイルとは中鎖脂肪酸のことを言います。

 私たちが日常的に摂取している脂質は多くは長鎖脂肪酸であり、エネルギーとして使用する際に時間を要しますが、中鎖脂肪酸であれば長鎖脂肪酸よりも効率的にエネルギーとして使用できるケトン体になりやすく、効率よくエネルギーに切り替えられる脂質です。これをケトジェニックダイエット始めた段階は少し多めに摂取すると体が脂質をエネルギーにする状態のケトーシスになりやすくケトジェニックダイエットが成功しやすいです。

 

2つ目、プロテインの取り過ぎ

 プロテインの取り過ぎがなぜダメなのかというと、先ほど紹介しました、糖新生という状態は筋肉を分解することでエネルギーを得ると説明しました。

プロテインの取り過ぎ、それはタンパク質を取り過ぎてしまっている状態ですので、糖質をいくら制限していても、タンパク質をエネルギーにする人間の機構の糖新生でエネルギー供給が間に合ってしまい、ケトーシスにいつまでも入れない状態になるリスクがあるので、特にケトジェニックを始めたばかりの状態であればプロテインの摂取量については少し考えてみるとうまく成功するかもしれません。

 

3つ目、不溶性食物繊維の摂取

 こちらについては、ケトーシスに入ると脂質を多く摂るのでそれに伴い、便が下痢になったり、逆に肉類が主な栄養源になったことから、穀物に含まれる不溶性食物繊維が不足して便秘になったりします。こちらの不調は不溶性食物繊維を摂取することでどちらも改善されますが、じゃあケトジェニックダイエット中に何から不溶性食物繊維を摂取すればいいんだと思われると思います。

 私がおすすめする食材はきのこ類、たけのこ等になります。この食材には豊富に不溶性食物繊維が含まれていますので、ケトジェニックダイエットを行って便の不調に悩まされる方は、きのこ類やたけのこをプラスで摂取するといいかもしれません。

 

今回は以上になります。

正直、ケトジェニックダイエットよくわからないという人やこれからやってみようと思ってたけど怖くて実施できていなかった方、この記事に書かれたことに注意して是非実践してみてください。

 

和泉。

 

【ダイエット】ジョギングで脂肪燃焼するのに有効な時間帯

こんにちは

 

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これからダイエットしようと思っていて、ただジムには通えないから、ジョギングから始めようと思っている方。

実は脂肪燃焼を起こしやすいタイミングがあることはご存知ですか?

これから下記に記載する時間帯にジョギングを行うことでより効率的に脂肪燃焼を促進することができます。

 

〜体脂肪を燃焼するのにより効果的なタイミング〜

さて皆さん気になっていると思いますが、脂肪燃焼しやすい時間帯とは起床直後です。

起床直後というのは、夕食を摂取してから長い時間睡眠をしていて、いわば体が枯渇した状態になっています。

体が枯渇している状況というのがどういう状況かと言いますとこの場合は血糖値が低くなっている状態を指します。

 

血糖値が低いと体が主にエネルギーとして使用する糖質が不足している状態になりますので、要は体の中からエネルギーを作り出さなければならない状況ということです。

その状態で有酸素運動をすることでより、体脂肪の燃焼が促進されます。

 

しかし、この状況化ではダイエットの味方とも言える筋肉も分解しやすい状況とも言えるのです。

脂質のカロリーが1gで9kcal、タンパク質のカロリーが1gで4kcalです。

人間は生物として生きていくためにより、よりエネルギーを体に残したいというのが本能的に身体に組み込まれています。

そのため、このような状況化で行う有酸素運動は体脂肪も落ちますが、同時により多くの筋肉の分解を促進します。

 

〜体脂肪だけを効率よく燃焼させる方法とは〜

上記で記載したタイミングでジョギングを行うことで体重の減少は認められると思います。

しかし、それを継続すると筋肉が減り、リバウンドしやすい身体になってしまいます。

では、どうすれば筋肉を落とさずに脂肪を燃焼することができるのでしょうか?下記に書いていきます。

 

それはジムにいく必要はありませんが、家でできる筋力トレーニングを行うことです。

やっぱ筋トレか、と思った方もいると思いますが筋トレを行うとどういうことが身体で起きるのか下記に書いていきますね。

 

筋トレをすると筋肉に負荷(ストレス)がかかり、筋肉の状態が分解から合成に傾きます。

難しいかもしれませんが、要はストレス対して筋肉が必要と脳が判断するため、脳が筋肉を増やす方向に変化します。

筋肉が合成に傾いている時、それは筋肉が分解しずらい状況です。

この状況を作り出すことで朝のジョギングでより多くの体脂肪を燃焼することができます。

ただ気をつけてもらいたいのが、筋肉が合成に傾いている期間は筋トレを行ってから48時間ほどの間です。

 

また、朝は身体が枯渇している状態でいわば水もない状態ですので、朝走ろうと思っている方は必ず水分補給をしてからジョギングするようにしましょう。

そして、より筋肉を無くしたくない人は血中アミノ酸濃度を高く保つ必要があります。

そのため、朝の水分補給の際にEAAを飲むことをおすすめします。

 

EAAとは、必須アミノ酸のことで水に溶かして飲むことで15分で体内に吸収されるのでより早く血中アミノ酸濃度を高めることができます。

下記にリンク貼っておきますので気になる方は購入してみてください。

 

これからダイエット始めようと思っている人は是非この記事に書いたことを実践してみてください。

 

下記にダイエット関係の記事のリンク貼っときますので気になる方は是非読んでみてください。

 

 

ダイエットにおいてトレーニングよりも重要なもの

https://izumi-wish.net/entry/2023/03/11/091702

ダイエットで筋トレが進められる理由

https://izumi-wish.net/entry/2023/04/29/112957

筋トレと有酸素運動どっちが痩せる?

https://izumi-wish.net/entry/2023/04/22/193607

 

和泉。

 

 

 

 

 

 

読み始めると止まらないおすすめミステリー小説10選

おはようございます。

 

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今日は自分が過去読んだ約200冊の本の中でずば抜けて面白かったミステリー小説を10作品選定していきたいと思います。

 

このGW中に時間を持て余している方は是非、この記事を参考に本の選定をしてみてください。

 

〜おすすめのミステリー小説〜

とりあえずタイトルを紹介してからまたおすすめのポイントを書いていこうと思います。

以下のタイトルがおすすめのミステリー小説です。

 

13階段 著者:高野和明

・片想い 著者:東野圭吾

・天使のナイフ 著者:薬丸岳

・ラストナイト 著者:薬丸岳

・護られなかった者たちへ 著者:中山七里

・イノセント・デイズ 著者:早見和真

かがみの孤城 著者:辻村深月

・正体 著者:染井為人

・ある男 著者:平野啓一郎

・medium 霊媒探偵城塚翡翠 著者:相沢沙呼

 

※なお、ここから下の作品のおすすめポイントはネタバレを含む内容になっていますので、ネタバレが苦手な方は下記を読む前に紹介したタイトルの小説を読むことをおすすめします。

 

13階段 著者:高野和明

 この作品は第47回 江戸川乱歩賞受賞作で筆頭のおすすめ作品です。

 内容は犯行時刻の記憶を失い、冤罪で死刑囚となった樹原亮の冤罪を証明するために刑務官の南郷と前科者の三上でその事件の捜査をしていくという話です。ざっくりそんな流れなんですが、おすすめポイントは刑法の考え方について本書では語られており、なぜ死刑が必要なのかについて物語の最中で語られていきます。その中で死刑制度で最もやってはいけないことが、冤罪の死刑囚に死刑を執行することでありそれ防ぐために奔走する2人の姿や遺族の憎悪など色々な角度からアプローチされていてとても完成された作品です。

 

 

〜片想い 著者:東野圭吾

 この作品のテーマは、「LGBT」です。

 近代社会でも大きなテーマになっている「LGBT」について、2004年8月に出版された本で著者の考え方だとは思うのですが、とても共感することのできる考え方を述べられていて、作品自体はある事件を捜査しながら結末に迫っていくような話ですが、自分はそのメビウスの輪を基に考えられた男女感などなかなか考えさせられる内容になっていてミステリー小説としても楽しめつつ、男女感について考えさせられる内容になっており、とてもおすすめできる作品です。

 

〜天使のナイフ 著者:薬丸岳

 この作品は薬丸岳さんのおすすめ記事でも紹介いましたおすすめ作品です。

 13階段同様、この作品も第51回江戸川乱歩賞受賞作です。

 テーマは「少年犯罪」です。愛する妻を少年3人組に殺害され、少年たちは「少年法」が適用され実刑にはならず数年が経った現在から物語が始まり、妻を殺害した少年の1人が殺害されたことで物語が動きます。刑事に犯人として疑われ始めていると感じた桧山は独自に調査を始めます。そして、生前の妻とっていた不可解な行動を基に調べていた結果思わぬ過去を知り、それが妻の身に起こった事件とも関係してたという衝撃のミステリーです。この話は「少年法」を加害者側と被害者側の双方からの目線で理解することができ、少年法が被害者と加害者双方の主張を基に構築され、正しい運用を行えば素晴らしい法律なのだと理解できる内容になっています。気になる方は是非読んでみてください。

 

 

〜ラストナイト 著者:薬丸岳

 この作品も薬丸岳さんのおすすめ記事でも紹介したおすすめ作品です。

 この作品はテーマというか一言で言うのであれば、生涯を亡き妻への復讐に捧げた男の話です。

 最初は、顔全体に刺青を入れていたり、刑務所に出入りを繰り返しているあたり正直最初は片桐がなんのためにこんなことを繰り返しているのか想像もできませんでしたが、彼を知る人物から章ごとに語られていく人物像から本当にこんなことを行う人なのか?なぜこんなことをしているのだろうかといった疑問が徐々に自分の中から出てきて、最後に彼の真実を知るとき、それはもう涙なしでは語れない、そんな話です。この作品はほんとに片桐という人間がどれだけ不器用で愛情深い人なのかというのを表現したかったんだと自分は感じました。気になる方は是非読んでみてください。

 

〜護られなかった者たちへ 著者:中山七里〜

 この作品は実写映画化もされていて、自分は映画も見ましたが正直映画よりもこの作品は小説の方がいいように感じました。

 正直、小説を読む方は映画より小説の方が良かったと思う人多いとは思いますが、この作品は特にそう感じました。

 この作品は「生活保護」にフォーカスした作品になっていて、真に受給されるべき人間に生活保護受給がされず、主張が強い者や別に受給せずとも生活ができる人に実態として配布されているいたりとその実態が描かれています。この作品は起承転結の起の部分で起きる殺人事件を解いていく形で展開されていきますが、社会の実情や実態を描き、ある種の社会への問題提起にもなっているように感じます。気になる方は是非読んでみてください。

 

〜イノセント・デイズ 著者:早見和真

 この作品は、一言で言うなら悲しすぎる少女の話です。

 この少女は田中幸乃といい、彼女は少女の頃から現在にかけて犯した罪を自白し、罪に問われてきました。

 そのため、事件事態は大した調査もされずに幸乃の自白により処理されてきていました。しかし、小説の中で語られる彼女の過去から全て実行したのは彼女自身ではなく当時仲良くしていた友人や恋人の罪を自ら被ったからだった。罪を被ってもらった友人たちは幸せなのか。この本は非常に暗い内容になっていますが、おすすめした理由はとても印象に残っているからです。

 田中幸乃は最後の描写で自ら死刑台に立とうとするシーンが非常に印象深いですが、なぜ彼女は自ら進んで死刑に処されることを選んでしまったのか。正直ここについては色々考えさせられます。是非本書読んでみてください。

 

かがみの孤城 著者:辻村深月

 この作品は不思議の国のアリスのようにかがみの世界に入れるという設定の世界観であり、一部ファンタジー要素みたいなところもありますが、最後に張り巡らされた伏線が美しく回収されることからおすすめさせていただきました。

 これをミステリー小説として紹介していいかについては、若干悩みましたが作品の完成度から紹介すべきだと思って書いてます。

 軽く説明するとかがみの中にある孤城にあるきっかけから入れるようになり、そこにいたのは自分を含めた不登校の子供達7人(例外あり)。お互い同じ学校に通っていて、かがみの孤城で約束して学校に行くことを約束し、登校しますが誰とも出会うことはできず。なぜ同じ地域に住んでおり、同じ学校に通っているのに会えないのか?いや実は何人かには出会えていたんですが。。。そこらへんの回収がすごい気持ちよかったです。皆さんも是非本書を読んでみてください。

 

〜正体 著者:染井為人〜

 この作品はある死刑囚の脱走から始まり、小説冒頭でその死刑囚が殺害したと思われる遺族の唯一の生き残りである井尾由子。彼女は若年性アルツハイマーを患っており、グループホームに入所していました。そこにおとづれる死刑囚と思われる青年。。。という背筋が凍るような展開からスタートしますが、死刑囚である鏑木慶一の脱走してからのグループホームに行き着くまでの経緯が語られていき、それを経緯を見ていると彼は本当にこんな犯罪を犯した死刑囚なのかと言う疑問が出てきます。そして、その道中で培った絆は確かなもので彼らは最後、鏑木圭一のためにそれぞれは追い詰められた方法で彼を助けようとします。そこらへんが結構熱いポイントではあるんですが、この物語は救われない。いや救われているのかもしれないですけど、自分的には少し納得はできませんでした。気になる方は是非本書を読んで見てくだい。

 

〜ある男 著者:平野啓一郎

 この作品は、結構異質な気がします。物語の「起」に当たる部分が愛する夫の事故死です。

 この夫の死をきっかけに夫と縁を切ったという親族に連絡を取りますが、これは戸籍上の別人物でした。

 妻は今まで自分が誰を愛していたのか、わからなくなり以前世話になった弁護士に調査をお願いします。

 その調査により、戸籍上死んだ人は生きていて、死んだ夫は原誠という人物であることがわかります。

 そして、彼の過去がどれだけ壮絶で、今の生活をどれだけ大切にしていたのかがわかり、戸籍というものが社会に与える影響がどれだけあるのかというのが理解できました。例えそれを行ったのが自分でなくても。本書が気になる方は是非読んでみてください。

 

〜medium 霊媒探偵城塚翡翠 著者:相沢沙呼

 この作品は、ミステリー好きならたまらない、どんでん返しからのどんでん返しです。完全に騙されます。

 この作品は社会への問題提起などをしているとか、考えさせられるというような作品ではありませんが、エンターテイメントとして非常に面白いミステリー小説です。登場する人物も魅力的に描かれており、最後に見せるギャップがもうこいつは何なんだと言わしめるような内容になってます。

 章ごろに完結していくような内容になっていますが、一応短編小説ではなく、一冊で完結するような内容となっており読んだ後の満足感は半端ありません。

 作家の香月史郎と霊媒であり、人目を惹く美女である城塚翡翠、2人のコンビはなかなかよかったですが、まさか全てどちらかの手の上で踊らされていたとは、、、ほんと圧巻のミステリーなんでミステリー好きの方は是非読んでみてください。

 

以上が自分のおすすめのミステリー小説です。

どれも読み応えがあり後悔はしないと思います。

気になった方は是非読んでみてください。

 

和泉。