今回は読書デビューしたいけど、何を読めばいいかわからないという方へこの作家さんならハズレがないと感じた作家さんを4人紹介していきます。
今読みたい本がなかったり、探していたりする人もこの記事に書かれた作家さんの作品を是非参考にしてもらえれば嬉しいです。
自分が過去100人以上の作家の本を読んだ中でこの人の作品は毎回面白かったという作家さんの話や話の特徴のようなところを紹介できればと思います。
下記が私のおすすめの作家さんです。
ではここから下におすすめした作家さんの作品複数読んで特徴やどんなテーマをよく選んでいるかなどを書いていきます。
〜薬丸岳〜
この作家さんは私が小説にハマるきっかけを作ってくださった作家さんです。
代表作は「天使のナイフ」です。
薬丸岳さんの特徴といえば、重厚感のある作風で彼の作品は余韻があり、とても考えさせられるのが特徴かなと思ってます。
そして、読んでいて感じるのは被害者だけの視点ではなく、加害者側がどういう意図で罪を犯してしまったのか。
その点が非常に共感できる内容で記載されていて、被害者側がそう思うのも無理はないけど、加害者側もそれ相応のきっかけがあったのだなと思ってしまう。
そう思わされてしまいます。実際、現実で起きている事件もよく被害者側の主張をメディアからは発信されますが、加害者側もそれ相応の被害や報復、社会的制裁が加害者のみでなく、親族にも及ぶところなど鮮明に描かれていて、現在は何も考えずにネットで特命で誹謗中傷できてしまいますが、それがどれだけの人を傷つけているのかなどとても考えさせられます。
気になった方は是非以下のリンクでおすすめ作品5作を紹介してますのでそちらも合わせて読んでみてください。
薬丸岳さんのおすすめ作品5選
https://izumi-wish.net/entry/2023/05/02/084913
〜辻村深月〜
この作家さんは友人に作品を紹介してもらったのがきっかけで読み始めましたが、その後ハマってしまい何冊も辻村さんの作品を読んでしまいました。
代表作は映画化もしました「かがみの孤城」や「ツナグ」などです。
辻村さんの作品は、人間関係、繋がりをよく描かれているような気がしていまして、綺麗な人の絆や愛のようなものも描かれていますが、作品によっては人の負の要素、依存や執着のようなものも描かれています。
なんで辻村さんは人間というものをさまざまな観点から描き、表現しているのだなと私は常々感じています。
結構考えさせられる作品も多く、表現方法も多彩で読んでいて飽きません。
気になった方は是非辻村深月さんの小説を読んでみてください。
〜東野圭吾〜
名前くらいは皆さん聞いたことがあるのではないかと思いますが、ミステリーの定番と言っていいほど有名な作家さんです。
ミステリー作家で有名ではありますが、作品によってはそれ以外の部分で考えさせられるものも多いです。
私の中での代表作は「手紙」と「秘密」です。
この作家さんは、日々の生活で人が思わずしてしまいそうになることをうまく共感させ、はたかもそうではないかと思わせる。そんなところを表現するのが非常に上手いと思っていまして、現実では絶対起きないであろう事象に対して、何故か共感できてしまう。ああ確かになと思わされてしまうようなそんな作品が多くあるように感じます。
それでもってミステリーとして完成しているあたりがさすがとしか言いようがありません。
気になった方は是非東野圭吾さんの作品を読んでみてください。彼は非常に多くの作品を出していますので読みきれないかもしれませんが、一読価値は絶対あります。
〜川村元気〜
川村元気さんは面白いテーマをもとに作品が多くあるように感じています。
私の中での代表作は「億男」です。
読書の初心者に川村さんをおすすめする理由は、割とボリュームが軽いからというのもありますが、一つの物事に対しても個人の見解で全然違うものであるということを描かれることが多いと感じています。
ある人にとっては些細なことでも、別の人にとっては決して忘れられないようなものであるとかそんなことを考えさせられます。
特に「億男」はお金についていろんな人の意見があって、なぜか共感させられてしまいました。
是非気になった人は川村元気さんの作品を読んでみてください。
小説読んでみたいと思っている方は是非この記事で紹介した作家さんの本を手に取ってみてください。
和泉。