今回は感想の第2弾。
「待ち人の心得」について少し書いていこうと思います。
この章では、7年前に失踪した婚約者「日向キラリ」という女性を待ち続ける「土谷功一」の話です。
設定からしてもうべた過ぎてもう感動するのが分かり切っている内容です。
彼女が失踪して7年がたち一緒に住んでいた広すぎる部屋とかいろんなものがその当時から時が止まっていた土谷。
しかし、、日ごろの激務でついに体調を崩し、病院へ通うことになります。
その時、転倒していた老婆を助け、それがきっかけで「ツナグ」のことを知ります。
その時は婚約者は失踪しているだけで生きていると信じていましたが、
ツナグに依頼することで彼女が既に亡くなっていること。
本名も「日向キラリ」ではなく「鍬本輝子」であることを知ります。
彼女は7年前フェリーの事故で亡くなっていました。
犠牲者名簿に載っていたものの本名を隠していたため、認識できなかったってことですね。
ツナグに依頼することで土谷は生きていると思っていたキラリの死を認識してしまい。
約束の場所から逃げ出してしまいます。
しかし、ツナグの高校生に檄を飛ばされ会うことを決意し、約束の場所へ向かいます。。。。。。
まあこの後、すごい感動する感じになるのですが、それは本で読んでください。
自分的にこの章で一番刺さったのは、本名やいろんなことに嘘をついていたキラリを疑うことなく。
愛することができていた土谷に無償の愛を非常に感じました。
キラリが言うセリフですが、「嘘だらけの私を愛してくれて、ありがとう」
ここ読んだとき人間関係って嘘だけでも築けるんだなって思いました。
まあフィクションなのでこんな話ないとは思いますが、感動したのは間違いない。
映画も見てみたいと思います。
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和泉。