こんばんは
マーサ・スタウトさんが著者の「良心をもたない人たち」を読みましたので感想を投稿していこうと思います。
まず、「良心をもたない人」とはサイコパスのことを指します。
サイコパスの特徴についても書かれています。
魅力的に見える、自分の不手際でミスを犯した時など同情をかおうとしてくる。
さらに、良心がないとは、愛がないことだが、彼らは愛着障害ではないのだ。
愛着障害の人たちは基本、他人と馴染むことができず、孤立していくが、サイコパスは周りに馴染み、他人を利用する。
そして、他人を支配することを第1の目的と考えるため、「やられたらやり返す」などのやり方ではサイコパスを止めることはできない。
「やられたらやり返す」が通用するのは、良心を持っている人間のみ。
サイコパスは対象を完全に支配するまで手を緩めることはない。
そんなサイコパスたちへの著者なりの対処法が書かれていた。
サイコパスとは徹底的に距離を置き、いかなる場合も連絡を絶つ。
実は自分も昔、所属していた課の上司がサイコパスであったような気がするのだ。
彼は自分がそうしたいと決めたことに対してどんなにくだらないことであっても譲ることはない。
そんな上司の元から去って早、2年。
この本に出会った。
自分の経験則からも著者が定義しているやり方は正解である気がする。
今は、別の課でいい上司に恵まれ、幸せに生きているが、その上司はいまだに自分のことを支配しようとしている気がする。
そして、意味のない嫌がらせとも言えないような行為を延々と繰り返している。
そう。サイコパスを変えることは無理なのだ。
サイコパスとは、遺伝的な部分が強いと別の中野信子さんの「サイコパス」で書かれていた。
しかし、環境も少しは関係しているだろうと自分は感じている。
文学の世界でもよくサイコパスについては描かれているが、サイコパスは絶対に更生することがないのだ。
今まで胸の奥でつっかえていたものの答えが見えたようで非常にすっきりしている。
「幸せにいきること」それが最高の報復である。
しかし、サイコパスは25人に1人の割合で存在するのだ。
だから、これからもサイコパスとは関わっていかざるを得ない。
なので今後はこの本で描かれていた、サイコパスの見分け方を用いて関わる人を選んでいこう。
自分に非があるときに同情に訴え、報復を回避するようなやり方を繰り返す人間。
まるで息をするように平気で嘘をつく人間。
それがサイコパスだ。
サイコパスに人生を狂わされてしまった人、今まさに狂わされようとしている人。
そんな人たちに是非読んでいただきたい。
他の著書と違う点は、具体的に対処法まで書かれている点だと思われる。
また本当に幸せな人とは、あなたの考えと言葉と行いが、調和していることである。
まさにサイコパスとは真逆かもしれない。
この記事を読まれた人は、幸せになれることを願っています。
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和泉。