今日は表題に記載しました「君に読む物語」の感想について書いていきます。
実は以前、映画を拝見させていただき、すごい感銘を受けました。
内容は、アルツハイマー型認知症を患ってしまった奥さんに自分たちの過去に起きた話を語っていく話です。
主人公のノアがひと夏の恋で終わるように思われた女性を生涯ずっとわすれることができず、
その彼女と交わした約束を守り、日々こなしていたところそれを知った本人が直々にあらわれるところから
物語が始まっていきます。
お互いを特別な存在として認識しているのにアリー(ひと夏の思い出の彼女)はすでに婚約していた。
そんな事実を知ってもなお思い続けた男女の話です。
非常に感動します。
アリーの意思の強さ、なにより周りに影響されない強い女性像。
ノアの肉体的に強靭で、性格が優しいところとか本当に純愛という感じ。
自分は小説(翻訳版)と映画両方拝見させていただきましたが、
映画、映画のほうがいいように感じました。
もちろん小説が良くなかったわけではありません。
映画で描かれていなかった些細な部分に関しては小説のほうが分かりやすい部分もありました。
しかし、この作品に関してはぜひ映画を見ていただきたい。
こんな恋愛あるわけないでしょ。とか思っているあなたが見たほうが感動するかも。
ありえないが、ありえない世界を知っているひとのほうが心動かされる作品です。
夢をみるつもりで、今このコロナの機会にぜひ見てください。
和泉。