今回今週の土曜から放送される浜辺美波さん主演のドラマ
「アリバイ崩し承ります」を読んだ感想を書いてみます。
浜辺美波さん、映画「君の膵臓を食べたい」で出ていてからファンです。
映画観る前に本読んでましたが、内容は小説のほうがよかったですけど、
浜辺美波さんの桜良役はすごいハマってました。
そんな浜辺美波さんが主演を務めるということで原作本を読んでみました。
全部で7つの短編からなる小説で話の内容は、、
新人刑事の主人公が時計の電池交換で偶然立ち寄った時計屋に目を見張る張り紙を見つけます。
それが「アリバイ崩し承ります」との張り紙だった。
主人公は新人刑事で今担当している殺人事件の犯人だと思われる人物のアリバイが崩せず、事件が進展しないこともあり、
時計屋の若き店主、時乃にアリバイ崩しを依頼します。
主人公が捜査で入手した内容を聞いただけで、事件を解決してしまう時乃。
そんな出会いがきっかけで主人公は、事件に行き詰まるたびに時乃の元に行きアリバイ崩しを依頼していくという話です。
感想は、時乃の純粋に時計が好きだという想いとミステリアスな雰囲気が魅力的です。
推理が好きな人ならきっと楽しいはず、犯人のアリバイがどのようにしてやったのか、
時乃の答え合わせの前に気付いたときは快感。
主人公の事件の捜査内容を聞いただけで、アリバイが崩せる時乃の常人離れした能力がすごいが、
終始平坦な印象。一部過去の出来事の話などがあるが、
発生した事件自体に主な登場人物、主人公と時乃のゆかりのある話とかがないので、
事件の裏側とか、こんな過去があったとかではなく。
純粋に推理を楽しむ小説だと思われる。
短編で非常に読みやすいと思いました。
個人的な意見をいうのであれば、時乃はキャラクターとして魅力があるのだから、
時乃を事件に巻き込んだアリバイ崩しみたいなこともしてほしかった。
まあドラマが小説の通り進んでいくか、詳細は不明ですが、、、。
土曜が楽しみでしかたありません。
和泉。
