おはようございます。
久しぶりの投稿となります。
最近は村上春樹さんの超大作「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいたのでなかなか投稿できていませんでした。
ねじまき鳥クロニクルについては、また感想について投稿したいと思ったら投稿したいと考えています。
しかし、今日は以前作品紹介させていただいた「余命10年」の映画見てきたので感想投稿していきます。
率直な感想としては、映画良かったです。
そして、映画のほうが小坂さんの境遇に近いのかな?!と感じました(茉莉が小説を書くため)。
そんで映画の茉莉の方が幸せだったのではなかったのではないかなぁと感じましたね。
映画も小説も共通しているのは、茉莉と恋人になる和人を生かすこと。
映画と小説の異なる点は、最後8年後に和人が茉莉に別れを告げに校舎を訪れる描写がないことかなと思います。
あとこれは終始議論になることだと思いますが、映画と小説どちらが良かったかという点。
それは私の一個人的なものだと、有意差はないと感じました。
つなわち両方同じくらい良かったと感じたことになります。
なぜそのような考えに行きついたかというと、まず映画版の和人は親のお茶屋は継がず、自分の個人事業主として立ち直っていきますが、その点が映画より、小説のほうが優れていると感じたところです。
小説は、和人が家業と向き合い決断して、家業のお茶屋と向き合い立派になっていきますが、映画では家に絶縁され、友人もおらず、どん底にいて自殺未遂までしてしまった和人がアルバイトをし、店主から認められて、独り立ちしていくというような感じで、お茶屋に茉莉が突入(表現の仕方はゆるしてください)するような状況はなく、茉莉が和人に干渉していくシーンが少なく感じたからです。
ではなぜ有意差がないと感じたのか。それはやはり演技であったと思います。
茉莉と和人の最後のシーンや茉莉が和人と関係を深めていき死が怖くなるところとかやはり主演された女優さん、俳優さんの迫真の演技でこれが小説とは違う映画のいいところだなって感じましたね。
久しぶりに泣きました。
まだ観ていない人は是非大切な人と見に行ってください。
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和泉。